コミュニケーションの真髄。犬たちのボディーランゲージに迫る!

  1. 前回のブログはご覧になっていただきましたでしょうか?

今回はそちらの続編になっております!

犬たちの会話、犬がヒトに発しているメッセージに着目していきます!

では早速いきましょう!みなさん準備はいいですか!?

部位別に見る

口、舌、耳、目、頭部、胴部、尾など様々な部位を、

全体を通して観察することが重要になってくるのですが

慣れていないと少々難しいかもしれません。

始めは各部位に注目してみるのがおススメです。

口元の変化

口が開いている

・嬉しい時、リラックスしているとき

 

・走ったときに酸素を取り入れるため

・ストレスを感じているとき(写真のように白目が見えているため)

口角が狭く口が閉じている

・集中している

・警戒している

舌の動き

動き疲れた時や暑いときなどに「ハァハァ」といって舌をだすぐらいじゃないの?

そう思うかもしれませんが、実はそれだけではないこともあるんです。

・不快に感じたとき

・不安に感じたとき

・緊張してストレスを感じているとき

・相手、または自分の気持ちをなだめるとき(カーミングシグナルと呼ばれます

このような感情になったときに一瞬ですが閉じた口から舌をペロッペロッと出し入れします。

鼻を舐めるような感じでペロッと出すこともあります。かなりの確率で行っていますよ。

これは注目していないと捉えにくいシグナルなのですが

よく観察し慣れてくると簡単に確認できるようになります。

耳の向き、位置

皆さんも耳はよく動いているのを見かけると思います。

犬の感情は耳にもよく表れるんです!

耳が前方に向いてい(集中しているとき)

耳が後方に寝かされている(不快感、緊張、服従心、友好的、嬉しい)

Pexels Pixabay

耳と耳の間隔広いとき:リラックス、不快。狭いとき:集中、興奮)

Josep Monter Martinez Pixabay

耳が後ろに寝ている、というのは両方の意味合いを持つのですが

真逆の意味を持つ二つの感情が一度に表れることはありません。(不快感を感じながら嬉しいってことはないですよね)

他の場所(口元や目元)も同時に観察して、どっちなのかを考えるとわかりやすいですよ!

目の形、大きさ

横長でアーモンド形になっている(穏やかで友好的

 

上の二枚の写真、アーモンド型をした目。

同時に口元も見てみると、口角が広く口も開いていることがわかります。

以上のことから、穏やかな感情なんだな。と読みます。

丸く大きく見開いている(興奮、警戒、恐怖)

こちらのダックスフントの写真はあまりポジティブなものではないといえるでしょう。

耳が前に向き、目は見開き少し白目も見えます。そして口角も狭くなっていることがわかりますね。

かなり警戒していると言えそうです。

転移行動、カーミングシグナル

これらの言葉はあまり聞き馴染みがないかもしれません。

相対する二つの感情がぶつかり合っている時に起こるのが転移行動です。

ヒトなども自然に出るしぐさで、例えば、なにかその状況から脱したいのだけど、

どうにかその場をやり過ごさないといけない時などに頭をポリポリ掻いたり、指を動かしたりしますよね。

そして、相手に敵意を示さないよう争いを避けるために備わった行動、これがカーミングシグナルです。

転移行動(あくび、体を振る、後ろ足で体を掻く)

犬の場合はどんな行動を見せるのでしょうか。

不快に感じている時、またはその対象物が去った直後などに見せます

特に変わった行動ではなく、普段よく見せている行動なんですよ。

ポイントはその状況によってちゃんと感情が表れているというところです。

例えば、散歩中などに飼い主が思わぬタイミングで止まってみて下さい。転移行動が見れるかも?

・カーミングシグナル(目を逸らす、地面の匂いを嗅ぐ、伏せる)

これらの行動も、よく目にしますよね。

しかしカーミングシグナルの場合、犬が近くにいて、急に地面を嗅ぎ始めたり、

同時に急に犬の前で伏せたりするときはそれにあたります。

犬が近づいてきて、匂いを嗅がれても敢えて目は正面を見て逸らしている。

急に地面を嗅いでいるようなとき。実はちゃんと相手を見ています。

犬の前で急に伏せる。など

動物界では、相手の目をジッと見据えて、直線的に近づくことはあまり良いものではありません。

例えば、犬が犬へ近づくとき、円を描くように近づくのはとても礼儀正しい近づき方だとされています。

社会性の高い個体同士のボディーランゲージはよく確認されます。

犬本来もっているとても美しい動きが表現され、おもわず魅了されてしまいます。

社会性の重要さ

これからわんちゃんを迎えたい方など、

迎える前に、プロに一度相談してみるのもいいかもしれません。

犬と暮らすということは思っているより簡単ではないこともあります。

犬や人に吠える大きな音が怖い散歩が嫌いなど

犬が成長してきたときに、人間の世界の様々な刺激に対応できるよう準備をしてあげるのが私たち人間の役割でもあります。

そういった社会化トレーニングなどをしっかり行っておくだけでも後々に大きく影響します。

まずは犬を知ることから始め、お互いに成長しながら

犬と人がより良く、楽しく共存していける世界を作っていきたいものですね!

 

DOGGY BRO…ippei

 

>今回参考にした文献は

ヴィベケ・S.リーセ著 ~深読み・先読みテクニック

世界の第一線で活躍する動物行動学のスペシャリスト。

日本でもたまにプロ(ドッグトレーナーなど)向けにセミナーなどを開催している。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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